2016年8月31日水曜日

東日新聞に掲載されました

おととい、8月29日(月)の東日新聞(東海日日新聞)の3面に取材いただいた記事が掲載されました。

【多様性を認める社会へ/「LGBT」で悩む人々へ理解を】
http://www.tonichi.net/news/index.php?id=54966

新聞が名古屋で購入できないものでしたので、すぐに記事にできませんでしたが、今日やっと手に入りましたので、披露させてください。








【多様性を認める社会へ/「LGBT」で悩む人々へ理解を】
 心と体に性別に違和感のある人などの「LGBT(性的マイノリティー)」や「セクシャルマイノリティー(性的少数者)」。近年は、国際的に同性婚を認める風潮が進み、カミングアウトをする人も増えつつある。一方で、偏見に悩む人も少なくなく、多様性を認める社会の実現が求められる。当事者は苦悩を打ち明け、問題と向き合う教師や市議は、多様性を理解する意識を高めていく必要性を説いている。



~以下抜粋~



■自分らしく
 県内で、セクシュアルマイノリティーやLGBTについての相談を受けているカウンセラーの木股宗則さん(54)は「カミングアウトできず、日々の生活の中で不自由な思いをしている人は多い」と話す。相談者は、苦悩を吐き出す場所がないため、遠方から高い交通費を支払って木股さんのもとへ訪れるケースもある。「全国的に専門の相談場所は少ない。電話1本入れるのにも、勇気を持って掛けてきている」と当事者の苦悩を代弁する。 
 自身が同性愛者である木股さんは、5年ほど前に周囲にカミングアウトを行った。30代の頃から母親の介護に伴う過労などが原因で、うつ病を発症。長男である木股さんに対し、母親は結婚や孫の誕生を希望していた。木股さんは病床に伏す母に同性愛である事実を告白。母からは「好きなように生きてほしい」という言葉を受け取り、「自分らしく生きることが、周囲の人にも良い影響を与えることに気づいた」と振り返る。
 木股さんに相談を寄せる人は「これからどうすればいいのか」「自分は他人とは違う」などと悩みを抱え込む事例が目立つという。木股さんは、カウンセラーとして相談者の話しに耳を傾け、苦しみを解放することを心がけている。「必要のない罪悪感や恐れを過剰に抱く必要はないことを伝えていきたい」と使命感を語る。




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こういう機会を与えていただいたことに感謝しています。
これからもこのような活動を続けていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

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