2016年3月1日火曜日

「就労支援ゼミナール」のご報告

2月20日21日と 全国障害者就労支援ローカルネットワーク 第8回全国大会・研修会 in 愛知 がウィルあいちで開催されました。
21日の閉会式の後の アフターイベント 就労支援ゼミナール のテーマは「『社会的障壁なく働く』ための視点」でしたが、その基調講演に講師としてお邪魔しました。
講演テーマは「LGBT(セクシュアルマイノリティ)から学ぶ支援の視点」。

就労支援ゼミナール1

初めは、分科会のひとつを担当させていただくお話でしたが、格上げ(?)していただけました(笑)。

就労支援ゼミナール2
就労支援ゼミナール3
就労支援ゼミナール4

基調講演といっても、ウィングル名古屋の篠田さんとの対談で質問に応えていくという形式で講演をさせていただきました。
セクシュアルマイノリティの説明・セクシュアルマイノリティの支援をしながら感じていること・自尊感情の必要性・支援するひとや理解をするひとの存在の重要性・障害者支援とLGBT支援との類似性・社会のLGBTや多様性に対する動き・カミングアウトの可否・当事者として感じていること・理解者が配慮すべきことと当事者が努力すべきこと・制度改正のための権利主張の必要性と共存のための相互理解の必要性・メディアの影響・支援者側の自己理解などたくさんお話させていただきました。
参加されたみなさんからも、たくさんの興味深い質問や意外な質問をいただいて、大変充実した時間を過ごさせていただきました。
支援者・理解者というのは、当事者と理解をしようとしない社会との架け橋になる大切な方たちだと思います。
講演終わったあとにいただいた拍手がとてもあたたかく、グッときました。

就労支援ゼミナール5
就労支援ゼミナール6

今回、講師としてお話をさせていただいて、もしかして、もっとセクシュアルマイノリティの認知活動に積極的な活動家のかたのほうが、こういう場にはふさわしいのかな、と思ったときもありましたが、よくぞ、ボクを抜擢してくださったなぁという感謝の気持ちのほうが今は強くあります。
特に、ボクを強く推してくださったウィングル名古屋千種センターの篠田さんや、打ち合わせで熱心に想いを聞いてくださったウィングル名古屋野並センターの森田さん、千種センターの三由さんには深く感謝しています。
そしてなにより、アフターイベントまで残って参加してくださった40人近くの障害者支援者の方々やパネリストの方々に大感謝です。

こうしてマイノリティ支援をしていくことに深い喜びを感じています。

関わってくださったすべてのみなさんに感謝です。

以上、ご報告でした。

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