2014年4月19日土曜日

相手を理解するということ

今日は、「第19回 マインドスペース 夢カフェ」でした。

ずっと、「自己理解」についてさせてもらっていましたが、初めてシリーズ「相手理解を深める」を講義させていただきました。
参加された方は初対面で、先に「自己理解」の方を話したくなっちゃったけど、予定通り「相手理解」についてお話させていただきました。

自己理解」をするということは、自分の内面に深く入っていくことなので、1回目でもそれなりに効果は得られるように思うのですが、「相手理解」は相手が要ることなので、少し難しさを感じました。

何度もお伝えしているとおり、ボクは「自己理解」「相手理解」「自己開示」はすべて同時進行していかないと深まっていかにと思っているので、ここを丁寧にしていきたいと考えていました。

今日は、そのうち「話を聞き受け止める」というテーマで、「傾聴」の仕方について、トーマス・ゴードン博士の「親業」の話を使って、「コミュニケーションを阻む対応」について話しながら、「受容」と「共感」の大切さと、仕方について、かなり丁寧にお話させていただきました。

第19回マインドスペース夢カフェ

そのあと、主催のあいくんとファミレスで反省会を長い時間かけてしました。

今日の講義の中身は、学んだカウンセリングの視点から、日常のコミュニケーションに活かせる部分を抽出し、そのうち、今日はとにかくひたすら相手の話を聴きまくること、なんのジャッジもなく、何の言葉も発せず、ただうなづちとあいづちだけで相手を理解しながら関係性を深めていくことができることを、実践を交えながら講義してみました。

話しながら、自分でもその大切さを再認識しました。
相手に「意見」したり「提案」したり「激励」したり「分析」を入れたりすることも、まずただ「受容」し「共感」をした後でないと、相手には「批判」や「非難」が伝わるということを話しました。

こういうことって、カウンセラーでなくてもとても大切で、みんなに実践して欲しいと思いました。

そして、今、自分の感情にも「受容」と「共感」をしてあげると、「相手理解」をしながら「自己理解」にもつながるということを実感していたりします。

普段、われわれはいかに相手を「否定」し「非難」しながら、ひとや自分をジャッジしているか、もっというと、いかに無責任に傲慢にひとや自分を捌いているか、講義しながら思い知った感じがします。

帰り道、あいくんと、この「マインドスペース 夢カフェ」でいかに素敵にそういうことを伝えられるか議論し、今後に活かしていきたいかを確認し合った気がします。

こういうことを講義させていただけることに、改めて幸せを感じました。

今日、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

ボクを講師に選んでくれたあいくんにも感謝します。

そうしてこういう環境を与えてくれている環境にも感謝しています。

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