2013年11月16日土曜日

「セクシュアリティ勉強会 東京の部」のご報告

11月3日に「セクシュアリティ勉強会」を東京で開催しました。
遅くなりましたが、今日はそのご報告です。

セクシュアリティ勉強会東京の部2

今回は大阪でもテーマにした「カミングアウト・レターズ」でディスカッションしました。
このテーマで開催するのは4回目です。

セクシュアリティ勉強会東京の部1
セクシュアリティ勉強会東京の部4

当日キャンセルが数名あり、6名の方に参加いただきました。

最初、緊張感が強いので、前回「第12回セクシュアリティ勉強会」からやることにしたアイスブレイクを今回もしました。
肩部筋調整してご挨拶です。

セクシュアリティ勉強会東京の部3

以下、参加していただいたみなさんの感想です。

[たかまさくん]過去・未来軸の話は大変勉強になりました。自分が自分自身を受け入れ、社会へも自己開示をしていくと決めた時から、自然とこういう考え方をし始めたんだなあと気付きました。これを他の方へも伝えていきたいと思いました。
【のりさん】また違う伝え方を学べて、来て良かったと思います。
【まささん】今回は、お母さんと息子の話をしたが、僕は彼とのことにおきかえて考えていました。彼はバツイチで子持ち…それをいちあけられ、そういった方が嫌いな僕はとまどい不安になり、今もうけいれられずにいます。今回参加をして思ったのは、時間はかかるかもしれないけれど、少しずつみかたをかえ、プラスにし、彼をうけいれて一緒に生きていきたいなと思いました。
【まさぽん】とても、気づき、発見が多く良かったです。


セクシュアリティ勉強会東京の部5
セクシュアリティ勉強会東京の部6

今回初めて、クルーを除いてすべてセクシュアルマイノリティ当事者のみの参加者で、とても雰囲気が違って思えました。
ボクが風邪をひいていて声ががらがらの状態だったので、体調管理について反省をたくさんしましたが、勉強会の中身については、興味あるもの・気づきを持って帰ってもらえるものになったと思います。

大阪と、この東京と遠征を初めてやってみて、どちらも交通費や宿泊費を考えると赤字になってしまいましたが、やってみた意味は感じることができました。
大成功だったと思います。
ただ、反省点も多く、これからは余裕を持って開催できるように、告知・拡散の能力を上げて、協力者や参加者をもっと充実させてから、次回に臨みたいと思いました。

セクシュアリティ勉強会東京の部7

人形町の居酒屋「楽蔵」で懇親会をしました。
楽しい夜になりました。

セクシュアリティ勉強会東京の部懇親会

参加してくれたみなさん、応援してくれていたみなさん、ありがとうございました。

2013年11月12日火曜日

「第13回 セクシュアリティ勉強会」のご案内

今日は「第13回セクシュアリティ勉強会」のご案内です。

みなさんの心の中に、ほかの人とどこか違う、違和感に感じていることはありませんか? 
それは、もしかしたら、あなたにしかない光り輝く宝石のような個性かもしれません。
「性差」という視点から、その個性について一緒に勉強してみませんか。

第13回セクシュアリティ勉強会

(チラシ、まだ間に合ってませんので、完成し次第、ここに画像を追加します)
日時 : 2013年12月21日 土曜日 13:15~16:15
場所 : ナディアパーク(名古屋市青少年文化センター) 8階 ビデオルーム
参加費 : 2,000円
参加資格 : どなたでもご参加いただけます 先着20名様まで


「セクシュアリティ勉強会」も今回で13回目を迎えることができました。
どなたでもご参加いただけます。
性差という視点から、個性について一緒に勉強していきましょう。

今回は映像を見ていただいてディスカッションしていただきます。
よろしくお願いします。

お問い合わせ・お申し込み先

 マイノリティのパイオニア(セクシュアルマイノリティコーチ)  豆腐

  Tel : 090(9262)8782
  携帯mail : torff_sessionroom@ezweb.ne.jp

活動ブログ「豆腐の Activity Life 」からお申し込みください。
Facebook、mixiメッセージ、twitter、amebaメッセージ、
こくちーず などからもお申し込み可能です。
定員になり次第終了させていただきますのでご了承ください。
お受付させていただいた方には24時間以内にご連絡させていただきますので、メールアドレスを添えてお申し込みください。

主催:豆腐(協力:セクシュアリティ勉強会実行委員会)

また、今回の勉強会後の親睦会は「
豆腐大感謝祭 」になります。
詳しくは11月10日のブログ記事「
『豆腐大感謝祭』のご案内 」をご覧ください。
勉強会だけの参加でも結構ですし、「
豆腐大感謝祭 」だけの参加もOKです。

なお、「
セクシュアリティ勉強会 第4回平日夜の部 」もまだまだ参加者募集中です。

たくさんの参加表明お待ちしております。
よろしくお願いします。

2013年11月1日金曜日

「第12回 セクシュアリティ勉強会」のご報告

先週土曜日10月26日土曜日は「第12回 セクシュアリティ勉強会」でした。

第12回セクシュアリティ勉強会1

今回は「僕たちが選んだ『結婚』」というテーマで、映像を使ってディスカッションしました。
生きやすい環境を選んでオランダで結婚生活を送るゲイカップルの動画を見てもらいました。

以下、参加されたみなさんのご感想です。

【あいくん】社会とのかかわり方について考えさせられました。
【アキ子さん】多分、セクシュアリティだけに限らない内容だと思っていましたが、想像以上によかったです。自分の今まで持っていなかった考え方を得ることができました。
【あさみさん】他の人の価値観に対する違和感が、自分の価値観を照らし出すということが分かってきました。
【さーこさん】中村さんは法律にしばられたんじゃなくて、日本の社会に苦しい想いをしていたんだと思います。それを受け入れること、新天地を求めることは、世界に確実に1人、幸せな人を増やす行為だと思う。でもオランダで今度はイスラムの人のような人を追い込むことは他社理解とはまた違うので、気をつけないと。

【しばちゃん】「受け入れる」をテーマに自分でも日頃考えていました。でも、感情が入ってしまうと「受け入れ」って難しいのかな?って思います。
【しゅん@きよぽん】今回のテーマは僕たちの「選んだ」結婚。映像を交えての初の勉強会です。最初はセクマイに寛容な「オランダに逃げて行った」「日本から脱出した」と感じましたが、だんだん映像の中の充実した中村さんとミヒルさんの生活、受け入れてくれるオランダの環境等が素晴らしいものだと気づかされ、よく考えていくと「オランダを選んだ」と思えるようになりました。「選んだ」事に意味があり、ちゃんとした選択をすれば逃避感はなくなる。「逃げる」と「選ぶ」見方・視点を変えて、考え方を変えて、捉えれば肯定感になる。置き換えること、フィルターを通すことによって、固定概念はなくなることが実感。相手がいることによって「自分らしさ」を認識して、相手とは違う考え方・違和感を発見して「自己理解」をすすめていき、自分らしさにダメ出しをせず、また相手を理解することによってコミュニケーションをはかる。さらに社会に適応・対応していく過程がとてもためになりました。「自分・相手・社会の三つの環」の図が腑に落ちた時、なんだか少し楽になりました。これからも自己・他者・社会に対して相互理解、受け入れる努力をしていきたいです。
【Nikkohさん】8回目の参加でした。去年の10月28日が初めてだったので、ちょうど参加し始めてから1年経つということになります。今回は映像を題材にと言うことで、読み物資料もいいですが、映像もいいですね。結婚というテーマ名を見たとき、「結構、政治的な要素を持つテーマだなあ。この勉強会だとどういう切り口になるのかなあ」と思いましたが、期待を裏切らない良質な内容だったと感じました。(少しディスカッションの課題提示が難しかった感もありましたが^^;)自己と相手以外に《 社会 》も視野に入れて考えることは大切だなあと再認識しました。また、《 逃げる 》ということへの捉え方は、もうちょっとゆっくり考えてみたいですね。
【R.I.さん】自分自身、周囲の人々にカミングアウトをしていないし、今回の勉強会に出てくる人のように「結婚」ということは考えていないのですが、「それではこれから自分をどうしていったらいいのか」という問題を突きつけられた形になりました。行動しようと思います。


第12回セクシュアリティ勉強会2

いつも緊張感の中始まるので、今回はアイスブレイクをしてみました。
肩の力を抜けるように、肩部筋調整を使った自己紹介をしてもらいました。

第12回セクシュアリティ勉強会7
第12回セクシュアリティ勉強会3

今回は画像再生が滞ってしまって、また始まりが準備不足で遅れたこともあり、約25分のロスを作ってしまいました。
参加された方々に多大なご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。
重大な反省点です。
今後このようなことがにように課題にしていきます。
あと、ディスカッションのテーマがわかりにくいというご指摘もあり、スタッフに怒られている次第です(笑)。
ボク自身も大変勉強になりました。

第12回セクシュアリティ勉強会4

反省点しかないわけではないです。
今回は、「社会の中で生きていく」「望む環境を選択する」という視点で話し合ってもらいました。
まあ、これが抽象的で考えにくかった点でもあるのだけど。
これまでの「自己理解」「自己開示」「相手理解」という、関係性を築いていくうえでのデーマだけでなく、「社会を理解する」ということについても話し合うことができました。
「受け入れていくこと」「抑圧をしないで社会で生きていくこと」がいかに難しく、うまくやることがいかに大変かを痛感しました。
セクマイだけでなく、みんなの中にそれが、どのくらい響いたか、これをこの先どうやって伝えていくかの課題が見えてきた気がしました。

第12回セクシュアリティ勉強会5

懇親会は会場近くの伍味酉でやりました。楽しく語りました。

第12回セクシュアリティ勉強会6

時間が早かったこともあり、なんと3次会も(笑)。
MEXIGUNというショットバーで。
これが、そもそもの風邪ひきの始まりだった気がします。

2日後はいよいよ「セクシュアリティ勉強会 東京の部」です。
頑張って風邪治さなければ。