2013年8月27日火曜日

「第11回セクシュアリティ勉強会」のご報告

土曜日に、「第11回セクシュアリティ勉強会」を開催しました。

第11回セクシュアリティ勉強会1

以下、参加されたみなさんの感想です。

【asaさん】まだまだセクマイについて議論するには知識が足りません(涙)。ゆっくり勉強します! (今回の例は特殊ですが)母の愛は深い…、手紙っていいですね。
【うまうまさん】新しく参加された人の意見が共感できた。嬉しい。いつも参加される方の話も心うたれた。
【おのちゃん】今日も楽しかったです。今回は題材になったお手紙が前回よりフランクな雰囲気で、それがまず驚きだったと同時に、「あぁ私ってカミングアウトってことにネガティヴな印象を持っているんだな」と自覚することが出来ました。まだまだ知りたいことだらけです。
【さーこさん】剛志さんは彼の処世術で、母は彼女の処世術でそれぞれ生きているのだ。お母さんの手紙に「子煩悩の理想的な父親に育てられたあんたは」とある。お父さんはお父さんの人生があるのだ。お母さんは、自分・息子・夫、おそらく2人の娘さんについてもそれぞれ尊重したいと思っているんだろうと思う。自分を生きる、なおかつ、調和する。そうなっていくにはどうしたらいいか改めて考える機会になった。
【さっちゃん】同じものを読んでそれぞれに感じた内容をシェアすることで、自分と他の人との違いが感じられました。(セクマイだけでなく)マイノリティについての知識を深めていきたいです。
【しゅん@きよぽん】母の愛を強く感じました。まだセクマイということが浸透していないため、母自体も差別を受ける…家族にまで迷惑をかけることになるということも。自分自身のマイノリティに照らし合わせて感慨深いものになりました。
【まーくん】今日は同性愛者のカミングアウトについてでしたが、内容の濃さをびっくりしました。わかあらなあいことに目をそらすのではなく、わからないからこそ、知らないといけないと思いました。
【まえちん】自分が思っていた以上にデリケートな問題だと改めて教えていただきました。お母さんが同性愛を個性だと手紙で剛志さんに伝え、他の人と何ら変わらない、幸せになっていいとエールを送っていたところが特に良かったです。弱気になっていた剛志さんの心をちゃんと理解されていたところが母親だなと愛情を感じました。


第11回セクシュアリティ勉強会2
第11回セクシュアリティ勉強会3

内容としては、書籍「カミングアウト・レターズ~子どもと親、生徒と教師の往復書簡」からの抜粋、29歳の男性同性愛者から母への書簡とその返信が題材でした。
2回引き続いてこの本からの抜粋でした。

正直、「ゲイであることを母へカミングアウトする」というのは自分と被ってしまいます。
実際、勉強会の進行中に感極まってしまったりしました。
この本に登場する人々はすべてカミングアウトをした人たちです。
へこたれたり迷ったり涙したりしながらでも、それでも、親か先生には何らかの形で自己開示できた人たち。
多くのセクマイは「カミングアウトしない」選択をしているか、「カミングアウトできない」でもがいている人たちです。
それを思うと、こういう行動にすら出られないセクマイが大半なのに、行動に出ている人ですらこんなに大変なんだな、と自分を振り返りながら思います。
今回も開催できてとても良かったです。

今回は、9名の方にご参加いただきました。

第11回セクシュアリティ勉強会4
第11回セクシュアリティ勉強会5

いやあ、ほんとに、参加者あっての勉強会だな、と強く感じました。
「マインドスペース 夢カフェ」で講師の方も初めて思うこと、「教える」ことは勉強会で進行役を務めるのと全然違うな、ということ。
もっと頑張って腕を上げたいものです。
でも、とてもいい会になりました。

第11回セクシュアリティ勉強会6

そのあと、懇親会も笑笑でやりました。
こちらには7名参加されましたが、画像を撮り忘れてしまいました。
この内容は…、い、いえない…。
ま、でも、みんな盛り上がってくれたんで、いっか(笑)。

参加してくださったみなさん、いつも応援してくれているみなさん、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。

今週末は「セクマイ当事者お茶会」です。
来月は「セクシュアリティ勉強会 平日夜の部」「セクシュアリティ勉強会 大阪の部」が控えています。
みなさん、奮ってご参加くださいね。

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