2011年12月24日土曜日

第1回セクシュアリティ勉強会

今年の締めくくりとも言える活動、「第1回セクシュアリティ勉強会」を、昨日、青少年文化センターで開催しました。

このセミナーで何をやって行きたいかというと、ボクらのようなセクシャルマイノリティのことをみんなによく知ってもらういいきっかけになればいいな、という発想から始まっています。普通の人たちと違うと思っている違和感や苦しみを、事例を挙げて紹介してそれについてディスカッションしてもらったり、統計から多様性を見てもらって、性差について少し考えてもらいたいというのが主な狙いです。そして、できれば参加者の方々自身にも人と違うという思っている部分に照らし合わせてみて参考にしてもらえるとさらにいいなという想いです。

 


 


 

今回は事例研究としては、先日したボクのカミングアウトについて取り上げ、そこに至るまでの幼いころからの苦しみや孤独感から、母へカミングアウトするまでの経緯をお話しました。本当は自分を理解してもらいたくてやるわけでないので、自分の話でない方がいいと思うけれど、初回だから自分の話でもいいかなと思うったのと、講師のエピソードを聴いてもらって趣旨を酌んでもらえたらそれもいいかなと思ったりしました。

統計から見る多様性については、男女の社会や職場、家庭での男女平等感について数字を提示してディスカッションしてもらいました。

いろいろ、反省点はありますが、落ち着いて時間通りに進行でき、勉強会の後の交流会で詳しく参加者の方々の意見も聞けて、自分の中では上出来、最高の締めくくりになったと思います。おそらく参加者のみなさんも多少の違いはあれ、何かを気づいたり感じたりして帰っていただけたと思っています。

課題は山積みですが、これからも経験を重ねて、みんなのためにも、セクシャルマイノリティの方々のためにも、社会のためにも、自分のためにも、いい勉強会にしていけるよう頑張って行きたいと思います。

とりあえずはおおざっぱな感想で。みなさんの感想をアンケートでいただいたので、近日中にまたまとめて、このブログで公開したいと思っています。

参加者のみなさん、ありがとうございました。

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